今週末に見たい展覧会ベスト16。京都の黒田辰秋展から東京のミロ展まで【4/5ページ】

「ミロ展」(東京都美術館

 東京・上野の東京都美術館で、特別展「ミロ展」が3月1日より開幕する。

 2022年には、国内では20年ぶりとなる大規模な回顧展「ミロ展―日本を夢みて」がBunkamura ザ・ミュージアムほかで開催され話題を集めた。本展は、ミロの画業の全体を、初期から晩年までの代表作によって紹介するものになるという。

会期:2025年3月1日〜7月6日
会場:東京都美術館
住所:東京都台東区上野公園8-36
電話番号:050-5541-8600 
開館時間:9:30〜17:30(金~20:00) ※入室は閉室の30分前まで 
休館日:月(ただし、4月28日、5月5日は開室)、5月7日
料金:一般 2300円 / 大学生・専門学校生 1300円 / 65歳以上 1600円 / 18歳以下、高校生以下 無料

「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」(アーティゾン美術館

 東京・京橋のアーティゾン美術館で、「ゾフィー・トイバー=アルプとジャン・アルプ」が開催される。会期は3月1日〜6月1日。

 同展では、この二人を20世紀前半を代表するアーティストであることに加え、パートナー関係という視点からも取り上げるものとなる。個々の創作活動を紹介するとともに、両者がそれぞれの制作に及ぼした影響やデュオでの協働制作の試みに目を向け、パートナーシップの上にいかなる創作の可能性を見出せるかを再考するという。

 会場では、ドイツとフランスのアルプ財団をはじめとする国外のコレクションよりトイバー=アルプの作品45点、アルプの作品40点、そして、多様な様態からなる両者のコラボレーショ ン作品14点、計99点が出品予定となっている。

会期:2025年3月1日〜6月1日
会場:アーティゾン美術館 6階展示室
住所:東京都中央区京橋1-7-2
開館時間:10:00〜18:00(金〜20:00)※入館は閉館の30分前まで 
休館日:月(ただし、5月5日は開館)、5月7日
料金:[ウェブ予約]1800円 / [窓口販売]2000円 / 学生無料 
※日時指定予約制
※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケット購入が可能。
※中学生以下はウェブ予約不要。

「硲伊之助展」(アーティゾン美術館

硲伊之助 燈下 1941 キャンバスに油彩 硲伊之助美術館(加賀市美術館寄託)

 同じくアーティゾン美術館で、硲伊之助(はざま・いのすけ、1895〜1977)の東京で初めてとなる回顧展が開催される。会期は3月1日〜6月1日。

 本展では、油彩画、版画、磁器などの作品と資料83点、硲と関わりのあるアーティゾン美術館の西洋絵画コレクション17点、あわせて100点を展示。画家だけでなく、コレクター、展覧会の立役者という硲の多様な側面を紹介するこれまでの回顧展とは一線を画す内容となる。 

会期:2025年3月1日〜6月1日
会場:アーティゾン美術館
住所:東京都中央区京橋1-7-2
電話番号:050-5541-8600(ハローダイヤル)
開館時間:10:00〜18:00(金〜20:00まで) ※入館は閉館の30分前まで 
休館日:月(5月5日は開館)、5月7日 
料金(日時指定予約制、ウェブ予約):1800円 / 窓口販売 2000円 / 学生無料(要ウェブ予約) ※予約枠に空きがあれば、美術館窓口でもチケット購入可能。中学生以下はウェブ予約不要。この料金で同時開催の展覧会をすべて観覧可能。

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ミロ展

2025.02.28 - 07.05
東京都美術館
上野 - 日暮里 - 秋葉原|東京