東京・渋谷の渋谷東映プラザ内「渋谷TOEI」跡地に6月16日にオープンする「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」。同館では、日本初の本格的回顧上映「マギー・チャンレトロスペクティブ」とともに、こけら落としとして、ミュージカル映画を上映する特集「ミュージカルが好きだから」が実施される。
1989年に渋谷に誕生したBunkamuraは日本初の大型複合文化施設であり、映画、アート、音楽、演劇、文学など多様な文化・芸術に触れられる新しい文化の発信基地として活動を続けてきた。今年4月10日からは、オーチャードホールを除いて2027年度中まで再開発のため休館している(時期未定)。
今回「Bunkamura ル・シネマ 渋谷宮下」のこけら落としとして実施されるのは、映画ファンのみならず音楽や演劇など様々なジャンルのカルチャーファンを魅了する「ミュージカル映画」特集だ。
2006年の日本公開時にはBunkamura ル・シネマで連日満員の大ヒットを記録した『RENT/レント』をはじめ、ブロードウェイで人気を博したミュージカルを世界的アーティストであるビヨンセ、ジェイミー・フォックス、エディ・マーフィ 、ジェニファー・ハドソンら超豪華キャストで映画化した『ドリームガールズ』。ほかにも、ライザ・ミネリの卓越した才能が輝くミュージカル映画の金字塔『キャバレー』や、本場の舞台をスクリーンで上映する人気シリーズ・ 松竹ブロードウェイシネマより『キンキーブーツ』の全4本がスクリーン上で公開される。