チームラボが福山城を光の空間に。期間限定展を12月より開催

アート集団・チームラボが広島・福山市の福山城で期間限定展「チームラボ 福山城 光の祭」を開催する。石垣や伏見櫓、本丸などを光の空間に変える。

チームラボ《自立しつつも呼応する生命》と福山城 ©チームラボ

 アート集団・チームラボが、広島・福山市の福山城で、「チームラボ 福山城 光の祭」を開催する。会期は12月2日〜2023年1月29日。

 福山城は江戸時代初期(1622)に建造され、近世城郭においては最後の大規模な新規築城となった。明治時代に入り廃城令を免れた天守は国宝に定められたものの、第二次世界大戦時に空襲によって焼失。その後、1966年に御湯殿・月見櫓とともに再建された。さらに築城400年を迎えた2022年8月には、天守に全国唯一といわれる北側鉄板張りが復元された。

チームラボ《呼吸し呼応する石垣》 ©チームラボ  ※参考画像

 今回の展示を手がけるチームラボは、これまで各地でアートプロジェクト「Digitized City」を行ってきた。これは、デジタルテクノロジーによって、建造物や場を物理的には変えることなく、場をそのままアートにするというプロジェクトだ。

 チームラボ《​​石垣に住まう花と共に生きる動物達》 ©チームラボ  ※参考画像

 今回の「チームラボ 福山城 光の祭」でも、石垣や伏見櫓、本丸などを、人々の存在や自然のふるまいによって変化する光の空間に変えるという。

チームラボ《呼応する木々》 ©チームラボ  ※参考画像

編集部

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