1990年岐阜県生まれの玉山拓郎は、2015年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻油画研究分野を修了し、現在は東京を拠点に活動。玉山の作品は、コラージュを3次元に拡張したような立体作品と映像作品を使ったインスタレーションで知られ、鮮やかな色彩と多岐にわたるファウンド・オブジェクトを使った絵画的な空間を構成している。
近年の展覧会に、個展は15年「I WANT TO TELL YOU HOW MUCH I LOVE」(switch point、東京)、14年「the painting of the painter painting a painting」(実家JIKKA、東京)、14年「Watering」(Alainistheonlyone、東京)、グループ展は16年「パノラマ庭園 - 動的生態系にしるす-」(MAT Nagoya、愛知)、15年「TERATOTERA FESTIVAL 2015/SPROUT」(三鷹駅周辺、東京)などがある。
本展は、リビングを模した小屋と映像で展示を構成。3月11日にはオープニング・レセプション、最終日には作家と本展企画担当によるトークイベントが開催される。