1500年の歴史を誇る越前漆器の産地、福井県鯖江市で誕生した木製デザイン雑貨ブランド「Hacoa(ハコア)」。伝統工芸品の産地が衰退を続けるなか、「技術継承と後継者問題を解決したい」という想いから、日々ものづくりと真剣に向き合っているブランドだ。
今回、その展覧会「Hacoa Exhibition & Shop 木工とチョコレートの関係」が、東京・六本木の21_21 DESIGN SIGHTで開催される。会期は2月1日〜14日。
Hacoaは、変えてはいけないものと変えるべきものを見極めながら、上質な商品を人々に提供してきた。同ブランドは、なぜいまチョコレートをつくるのか? ブランド誕生に始まり、これまでたどってきたストーリーからその理由を解き明かしていく。
また展示にあわせて、木製デザイン雑貨とチョコレートの一部販売も実施。様々な曲線で構成され、生き生きとした構造を持つ作品の数々をチェックしたい。