「東京インターナショナル・ギフト・ショー」は、ギフトと生活雑貨の国際見本市として東京ビッグサイト全館を使って毎年春と秋に2回開催。今年の9月で86回目を数える同展示会は、毎回約40万人が来場する日本最大規模のものとして知られている。このギフトショーと同時に行われるのが、ライフスタイル商材に特化した展示会「東京インターナショナル・ギフト・ショーLIFE×DEISGN」だ。
同展示会内ではこれまで、「アクティブデザイン&クラフトフェア」「伝統とModernの日本ブランドフェア」「ライフスタイリングス」「リノベーションゾーン」「リノベーション家具フェア」「アクティブクリエイターズ」「SOZAI展」「グランピングゾーン」といった企画展示会が行われてきた。そして、今年9月に行われる展示会では、ここに「アートギャラリーフェア」が加わる。
今回の「アートギャラリーフェア」新設は、「消費者のライフスタイルが多様化しているなか、富裕層を中心に、アートや工芸品を暮らしに取り入れる消費者が増えている」ことを契機に実現したもの。
同フェアではミュージアムショップやギャラリー、インテリアショップのバイヤーと、美術作品をマッチングさせ、新たな販路開拓の場を目指すという。現在決定している出展社はギャラリーAYA、Duke、9(ナイン)など。会場構成は伊東裕と劔持良美によるデザインユニット「SOL Style」が担当する。
これに加え、従来のコンテンツも注目したい。
「グランピングゾーン」では、世界各国でプロジェクトを展開する建築家・隈研吾デザインによる「現代の小屋」が登場。また、素材や技術を紹介する「SOZAI展」には上述のSOL Styleが空間構成を手がけるコーナーが登場。伝統の素材と技術をいかに現在の空間で生かすかを視覚的に提案する。
入場はデザインやファッション、アートなどのクリエイティブに関わる業界関係者のみ。事前登録により無料で招待状が取得できる。ライフスタイルデザインの最新事情を入手したいプロフェッショナルは必見だ。