1971年イタリア生まれでパリ在住の現代音楽家、ヤコポ・バボーニ・スキリンジによる挑戦的な展覧会「Bodyscore – the soul signature」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで行われる。
オーケストラやアンサンブル、ソロのための作曲だけでなく、インスタレーションや映像作品のための音楽も制作してきたバボーニ・スキリンジ。2007年からは実験的に人体に楽譜を書きはじめ、それが新たな作曲法となった。
2019年11月、ガブリエル・シャネルの精神にインスピレーションを受けて作曲した弦楽四重奏曲をシャネル・ネクサス・ホールで初披露したバボーニ・スキリンジ。
本展では、鑑賞者が写真の前に立つと、写真に写っている楽譜の音楽が流れるインタラクティブなシリーズを含む、30点の写真作品を展示。視覚と聴覚を横断するバボーニ スキリンジの世界が体感できるだろう。