音楽と写真の融合。シャネル・ネクサス・ホールで「Bodyscore – the soul signature」開催

東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールは、現代音楽家ヤコポ バボーニ スキリンジによる音楽と写真の融合を試みた新しいアプローチの展覧会「Bodyscore – the soul signature」を開催する。会期は2020年1月15日~2月16日。

 

(C)Jacopo Baboni Schilingi, Maarjan Pärn – caucasian face (N.5), 2018

 1971年イタリア生まれでパリ在住の現代音楽家、ヤコポ・バボーニ・スキリンジによる挑戦的な展覧会「Bodyscore – the soul signature」が、東京・銀座のシャネル・ネクサス・ホールで行われる。

 オーケストラやアンサンブル、ソロのための作曲だけでなく、インスタレーションや映像作品のための音楽も制作してきたバボーニ・スキリンジ。2007年からは実験的に人体に楽譜を書きはじめ、それが新たな作曲法となった。

© Jacopo Baboni Schilingi, Maarjan Pärn – violin shape (N.5), 2017
© Jacopo Baboni Schilingi, Mehdi Moussaoui - angel (Disparition), 2016

 2019年11月、ガブリエル・シャネルの精神にインスピレーションを受けて作曲した弦楽四重奏曲をシャネル・ネクサス・ホールで初披露したバボーニ・スキリンジ。

 本展では、鑑賞者が写真の前に立つと、写真に写っている楽譜の音楽が流れるインタラクティブなシリーズを含む、30点の写真作品を展示。視覚と聴覚を横断するバボーニ スキリンジの世界が体感できるだろう。

© Jacopo Baboni Schilingi Ricardo Barrett – Atlas (Aura-Phoenix), 2019

編集部

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