スタジオ・オラファー・エリアソンで研究員を務めるSHIMURAbros。新作展が銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催

姉弟ユニット・SHIMURAbrosによる新作展「Seeing Is Believing 見ることは信じること」が、東京・銀座のポーラ ミュージアム アネックスにて開催。本展でふたりは、映像と噴水を用いた新作インスタレーションを発表する。会期は10月5日〜11月4日。

SHIMURAbros TRACE − SKY - Floating Clouds 01(Ed.2)(部分) 2018 Courtesy of the artist and Tokyo Gallery+BTAP

 SHIMURAbrosは、ユカとケンタロウからなる姉弟ユニット。姉・ユカは1999年多摩美術大学美術学部立体デザイン科卒業後、2006年にイギリスのセントラル・セント・マーチンズ大学院映画・舞台芸術学部修了。弟・ケンタロウは03年に東京工芸大学芸術学部映像学科を卒業した。

 ふたりは映画をベースとした制作活動を行い、映像や彫刻、インスタレーションまで、その表現方法は多岐にわたる。また、14年にポーラ美術振興財団の助成を受けベルリンへ拠点を移し、現在は創作を行いながらスタジオ ・オラファー・エリアソンの研究員としても活動している。

SHIMURAbros TRACE − SKY - Floating Clouds 01(Ed.2)(部分) 2018 Courtesy of the artist and Tokyo Gallery+BTAP

 本展では、映像と噴水を中心にした新作インスタレーションを発表。「あなたが見ているのは本当の世界の姿なのだろうか。じつはひとつの方向でしか見えておらず、もっと多面的に存在しており、ただ見えていないだけなのではないか」という問いを起点に、「見る」という行為の本質を投げかける。本展は「見る」ことの不思議を通じて、「見る」ことについて再考できる場となるだろう。

編集部

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