
「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」(東京都写真美術館)開幕レポート。広島原爆の惨禍を伝えようとした人々の矜持
東京都写真美術館で広島市民や報道機関のカメラマン、写真家の手による広島原爆の被害をとらえた写真約160点と映像2点を公開する展覧会「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」が開幕した。会期は8月17日まで。

東京都写真美術館で広島市民や報道機関のカメラマン、写真家の手による広島原爆の被害をとらえた写真約160点と映像2点を公開する展覧会「被爆80年企画展 ヒロシマ1945」が開幕した。会期は8月17日まで。

東京・六本木の森美術館で開催中の「マシン・ラブ:ビデオゲーム、AIと現代アート」展で、美術手帖プレミアム会員限定のトーク鑑賞会が開催された。起業家・AIエンジニア・SF作家である安野貴博と、本展を共同企画したアソシエイト・キュレーターである矢作学によるトークのハイライトをお届けする。

第54回
雑誌『美術手帖』の「WORLD REPORT」では、世界の各都市のアートシーンや話題の展覧会をリポート。2025年4月号の「ニューヨーク」では、メトロポリタン美術館での「ジェシー・クライムス:矯正」展と、インドの写真家ソーラブ・フラの個展「ソーラブ・フラ:マザー」(MoMA PS1)の2つを取り上げる。クライムスとフラ、異なる立場を持つ2人は、それぞれの位置からどのように社会を見つめているのか。國上直子が考察する。

ポーランドを拠点に活動を続ける美術家・鴨治晃次。その日本初の個展「鴨治晃次 展|不必要な物で全体が混乱しないように」が、ワタリウム美術館で6月22日まで開催されている。鴨治にとって66年ぶりの帰国展ともなる本展にあわせて、ポーランドでの制作活動やその哲学について話を聞いた。

美術館からも足が遠のきがちな梅雨シーズン。雨の日ならではの楽しさがある首都圏の美術館5館を紹介したい。

明治後期から昭和にかけて活躍した絵師・鰭崎英朋(1880~1968)。その個展が東京・神宮前の太田記念美術館で始まった。会期は7月21日まで。

5月31日、直島に新たな美術館「直島新美術館」が開館する。館長は三木あき子。建築設計は安藤忠雄。

神戸・六甲山上を舞台とした現代アートの芸術祭「神戸六甲ミーツ・アート2025 beyond」で、奈良美智作品の《Peace Head》が六甲山のシンボルとして常設される。

クラフトマンシップを顕彰するため、2016年にロエベ ファンデーションによって設立された「ロエベ ファンデーション クラフト プライズ」。今年の大賞と特別賞受賞者が発表された。

国際芸術祭「あいち2025」のプログラム全体概要が、5月30日の記者会見で発表された。会期は9月13日〜11月30日の79日間。「灰と薔薇のあいまに」をテーマに、愛知芸術文化センター、愛知県陶磁美術館、瀬戸市のまちなかを主会場に、現代美術、舞台芸術、ラーニングなど多様な取り組みが展開される予定だ。

三菱一号館美術館で開催中の展覧会「ルノワール×セザンヌ ―モダンを拓いた2人の巨匠」(~9月7日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。

千葉市美術館で企画展「開館30周年記念 江戸の名プロデューサー 蔦屋重三郎と浮世絵のキセキ」が開幕した。会期は7月21日まで。

台湾を拠点に国際的に活躍するアーティスト、マンボウ・キー(登曼波)による個展「居家娛樂|Home Pleasure」が、渋谷PARCO 4階のPARCO MUSEUM TOKYOで開幕した。会期は6月9日まで。

⼭梨県富⼠吉⽥市で、布の芸術祭「FUJI TEXTILE WEEK 2025(フジテキスタイルウィーク)」が開催される。会期は11⽉22⽇〜12⽉14⽇。

大阪の街を巡りながら、様々なアートやデザインに出会うエリア周遊型イベント「Osaka Art & Design 2025」がスタート。大阪・関西万博も行われている大注目のスポットで行われるアートとデザインの祭典を、キタ、中央、ミナミのエリアごとにピックアップして紹介する。会期は6月24日まで。

今週閉幕する/開幕した展覧会のなかから、とくに注目したいものをピックアップしてお届け。なお、最新情報は各館公式サイトを参照してほしい。

障害のある作家たちの創造性を、社会のなかで輝かせることを目的に創設された国際アート賞「HERALBONY Art Prize」。その第2回展となる「HERALBONY Art Prize 2025 Exhibition Presented by 東京建物|Brillia」が、5月31日より三井住友銀行東館1Fアース・ガーデンで開催される。

東京・原宿を拠点とするオークションハウス「NEW AUCTION」が、ポスター、本、写真、デザインなどを対象とした「NEW MARKET」を開催中だ。入札受付期間は6月4日まで。

東京・渋谷区の恵比寿東公園に、防災意識の向上や災害への備えのため、彫刻家・名和晃平によるパブリック・アートが設置された。

東京の上野の森美術館で開催中の展覧会「五大浮世絵師展―歌麿 写楽 北斎 広重 国芳」(〜7月6日)。その特設ショップでチェックしたいグッズを、編集部がピックアップして紹介する。