EXHIBITIONS
ゆだねながら語りあうこと/響き合う思考法
MtK Contemporary Artで展覧会「ゆだねながら語りあうこと/響き合う思考法」が開催されている。
白磁を用いて器などを制作するいっぽうで、ひび割れなど用を失ったものの情緒を表現に取り込む新里明士、多様な釉薬や様々な素材を用いて大胆な造形をしながらも、窯入れの先に生まれる造形を楽しむ川端健太郎、そして、フィルムを消しゴムでスクラッチし、現実世界を写し取ったイメージに独特の揺らぎを与える多和田有希。本展はこの3名と、特別出展として⻤頭健吾を迎え入れた展示構成となる。
キュレーターの山峰潤也は、「この展覧会は、陶芸と写真といった全く異なるメディウムを扱いながら、共通性と差異が交差しながら、互いの思考法を交換する場になるのであろう」「それぞれの扱うメディアは異なる。それゆえに互いの思考法から生まれてくる問題意識は多様であろう。だが、制御しきれないものに委ねながらも、自身の表現へとにじり寄ってきた三者の語らいが作品を通して聴こえてくる場となるであろう」と述べている。
白磁を用いて器などを制作するいっぽうで、ひび割れなど用を失ったものの情緒を表現に取り込む新里明士、多様な釉薬や様々な素材を用いて大胆な造形をしながらも、窯入れの先に生まれる造形を楽しむ川端健太郎、そして、フィルムを消しゴムでスクラッチし、現実世界を写し取ったイメージに独特の揺らぎを与える多和田有希。本展はこの3名と、特別出展として⻤頭健吾を迎え入れた展示構成となる。
キュレーターの山峰潤也は、「この展覧会は、陶芸と写真といった全く異なるメディウムを扱いながら、共通性と差異が交差しながら、互いの思考法を交換する場になるのであろう」「それぞれの扱うメディアは異なる。それゆえに互いの思考法から生まれてくる問題意識は多様であろう。だが、制御しきれないものに委ねながらも、自身の表現へとにじり寄ってきた三者の語らいが作品を通して聴こえてくる場となるであろう」と述べている。