EXHIBITIONS
Vantage Point
TAV GALLERYが、阿佐ヶ谷から西麻布へ移転オープン。こけら落としの「Vantage Point」展では3人のアーティスト、水木塁、山形一生、山縣瑠衣を紹介する。
山形一生は1989年埼玉県生まれ。2015年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。インターネットカルチャーから影響を受け、旅などをモチーフに3DCGを用いた作品を制作している。TAV GALLERYでの個展「Fasten your seat belt」(2020)では、人やものの移動が制限されるコロナ禍で、「遠隔地」のバーチャルな在り方を提示した。
水木塁は1983年京都府生まれ。2006年に京都市立芸術大学美術学部工芸科漆工専攻を卒業、2016年に同大学大学院美術研究科博士後期課程を修了。スケートボーダーの経験を持ち、都市と身体の関わりから作品を制作。近年は、地面に圧着された雑草などの植物に注目し、都市というシステムにおける自然と人為の関係を追究している。
山縣瑠衣は1997年長野県生まれ。2021年、クマ財団第5期生採択。2022年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了した新進気鋭のペインターだ。Google Mapなど、今日における地図に着目し、人工衛星からの俯瞰的な視点がもたらす「地面」という幻想的な経験について考察している。
本展では、3人の作家たちによる、新しい「旅」の在り方を象徴する作品が展示される。
「マイノリティな活動にフォーカスを当てる」をコンセプトに、2014年に活動を開始したTAV GALLERYは新たなスタートを切り、今後、開廊以来ともに展示を行ったことのあるアーティストたちの中期、長期的なマネジメントを行っていく。優れた表現者が活動を持続できるよう保守面を強化するとともに、アート業界のインフラストラクチャーを目指し、公共性の実現を理念に活動を続けていきたいとしている。
山形一生は1989年埼玉県生まれ。2015年東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻修了。インターネットカルチャーから影響を受け、旅などをモチーフに3DCGを用いた作品を制作している。TAV GALLERYでの個展「Fasten your seat belt」(2020)では、人やものの移動が制限されるコロナ禍で、「遠隔地」のバーチャルな在り方を提示した。
水木塁は1983年京都府生まれ。2006年に京都市立芸術大学美術学部工芸科漆工専攻を卒業、2016年に同大学大学院美術研究科博士後期課程を修了。スケートボーダーの経験を持ち、都市と身体の関わりから作品を制作。近年は、地面に圧着された雑草などの植物に注目し、都市というシステムにおける自然と人為の関係を追究している。
山縣瑠衣は1997年長野県生まれ。2021年、クマ財団第5期生採択。2022年に東京藝術大学大学院美術研究科絵画専攻を修了した新進気鋭のペインターだ。Google Mapなど、今日における地図に着目し、人工衛星からの俯瞰的な視点がもたらす「地面」という幻想的な経験について考察している。
本展では、3人の作家たちによる、新しい「旅」の在り方を象徴する作品が展示される。
「マイノリティな活動にフォーカスを当てる」をコンセプトに、2014年に活動を開始したTAV GALLERYは新たなスタートを切り、今後、開廊以来ともに展示を行ったことのあるアーティストたちの中期、長期的なマネジメントを行っていく。優れた表現者が活動を持続できるよう保守面を強化するとともに、アート業界のインフラストラクチャーを目指し、公共性の実現を理念に活動を続けていきたいとしている。