EXHIBITIONS
山下拓也 個展「マスコットたちとカニエ・ウェストとタコス男、他」
Token Art Centerでは、山下拓也の個展「マスコットたちとカニエ・ウェストとタコス男、他」を開催する。12月12日まで。
山下は1985年三重県生まれ。2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。展示空間の床を直接彫って版木にする、壁を文字通りくり抜いて素材にするなど展示空間を作品が生み出される工房のように扱い、そこで作成されたピースを組み立ててつくられる脆弱な要素で構成された大規模なインスタレーションなどで知られている。
山下の作品には、度々プロサッカークラブやオリンピック、ある町などの様々なマスコットキャラクターがモチーフとして登場する。今回の個展「マスコットたちとカニエ・ウェストとタコス男、他」では、2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催以前は街中にあふれていながら、終了後にはパタリと姿を消したマスコット「ミライトワ」を取り上げ、展示空間に無限に増殖させるインスタレーションを中心に展示する。サンプリングやループといったヒップホップ的な手法を用いて、「ミライトワ」のイメージを加工、変容、増殖させていく。
その他、ラッパーのカニエ・ウェスト(イェ)のリリックを引用した木版画、表現主義の画家ヴィルヘルム・モルグナーの版画作品を参照し、ギャラリーの壁を直接彫り版木にして制作する版画のインスタレーション、そしてアーティストの倉知朋之介と共同で制作するプロジェクション彫刻など、新作を豊富に揃えた内容となる。
山下は1985年三重県生まれ。2013年京都市立芸術大学大学院美術研究科修士課程彫刻専攻修了。展示空間の床を直接彫って版木にする、壁を文字通りくり抜いて素材にするなど展示空間を作品が生み出される工房のように扱い、そこで作成されたピースを組み立ててつくられる脆弱な要素で構成された大規模なインスタレーションなどで知られている。
山下の作品には、度々プロサッカークラブやオリンピック、ある町などの様々なマスコットキャラクターがモチーフとして登場する。今回の個展「マスコットたちとカニエ・ウェストとタコス男、他」では、2021年の東京オリンピック・パラリンピック開催以前は街中にあふれていながら、終了後にはパタリと姿を消したマスコット「ミライトワ」を取り上げ、展示空間に無限に増殖させるインスタレーションを中心に展示する。サンプリングやループといったヒップホップ的な手法を用いて、「ミライトワ」のイメージを加工、変容、増殖させていく。
その他、ラッパーのカニエ・ウェスト(イェ)のリリックを引用した木版画、表現主義の画家ヴィルヘルム・モルグナーの版画作品を参照し、ギャラリーの壁を直接彫り版木にして制作する版画のインスタレーション、そしてアーティストの倉知朋之介と共同で制作するプロジェクション彫刻など、新作を豊富に揃えた内容となる。