EXHIBITIONS

イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜

ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン

2021.10.15 - 2022.01.16

クロード・モネ 睡蓮の池 1907 イスラエル博物館蔵 Photo ©︎ The Israel Museum, Jerusalem

ポール・セザンヌ 川のそばのカントリーハウス 1890頃 イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Pierre Alain Ferrazzini

ギュスターヴ・クールベ 海景色 1869 イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Elie Posner

フィンセント・ファン・ゴッホ プロヴァンスの収穫期 1888 イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Avshalom Avital

カミーユ・ピサロ テュイルリー宮庭園、午後の陽光 1900 イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem

ピエール=オーギュスト・ルノワール レストランゲの肖像 1878 イスラエル博物館蔵 Photo © The Israel Museum, Jerusalem by Max Richardson

エドゥアール・ヴュイヤール 長椅子に座るミシア 1900頃 イスラエル博物館蔵 Photo ©︎ The Israel Museum, Jerusalem

 三菱一号館美術館は、「イスラエル博物館所蔵 印象派・光の系譜 ーモネ、ルノワール、ゴッホ、ゴーガン」展を開催。イスラエル博物館が所蔵する、印象派の名品選コレクションが来日する。

 イスラエル博物館は地中海に面する中東の国・イスラエル最大の文化施設。芸術・考古学の博物館として1965年に設立された同館は、広大な敷地に、先史から現代までの幅広いコレクションを多く展示している。2000年前の世界最古の聖書「死海文書」を所蔵する「死海写本館」や、イサム・ノグチによって設計された第二神殿時代のエルサレムを再現した「ビリー・ローズ・アート・ガーデン」でも知られ、年間におよそ92万人が来場している。

 約50万点の文化財を所蔵するエルサレムのイスラエル博物館は、印象派も珠玉のコレクションを誇り、本展では日本初出展の名品が多数展示される。

 印象派に先駆けたクールベ、コロー、ブーダン、そしてモネ、ルノワール、シスレー、ピサロ、この流れを発展させたポスト印象派のセザンヌ、ファン・ゴッホ、ゴーガン、さらに印象派の光と色彩の表現を独特の親密な世界に移し変えたナビ派のボナールやヴュイヤールまで。うち59点が初来日となる作品69点を厳選し、印象派の光の系譜をたどる。