EXHIBITIONS
虹をかける:原美術館/原六郎コレクション
2021年1月に東京での活動を終了した原美術館と、群馬県の別館ハラ ミュージアム アークが統合され、原美術館ARCとしてスタート。初の展覧会「虹をかける:原美術館/原六郎コレクション」が開催される。
虹は、同館を運営する財団の名称「アルカンシエール(Arc-en Ciel)」の和訳。人と人が美術を通じて対等に交流するための架け橋でありたいという財団理念のイメージを表している。
本展は、多様性や共存、平和の象徴とされることもある虹をテーマに、原美術館設立時から収集した、1950年代から現在までの世界各地の現代美術で構成される「原美術館コレクション」と、明治時代の産業振興に貢献した実業家・原六郎の古美術コレクションからなる「原六郎コレクション」より、多様な作家たちの表現を展観する。
展示の中心となるのは、同財団の創立者であり、原美術館館長を兼務していた原俊夫が、2018年に初めてキュレーションした「現代美術に魅せられて」展の出品作や、コロナ禍により中止を余儀なくされた原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群。さらに、奈良美智、宮島達男、森村泰昌の人気常設作品がリニューアルされ、今後は原美術館ARCの顔として来場者を迎える。同館は新たな門出に際し、次のようなステイトメントを出している。
「暑い季節には通り雨も多い原美術館ARC。雨上がり、東に大きく開けた空にかかる優美な虹と、自らの想像力や情熱をもってアーティストたちがかける創造の虹との両輪で、原美術館ARCは今後、この場所だからこそ可能となる美術館のあり方を模索していきます」。
虹は、同館を運営する財団の名称「アルカンシエール(Arc-en Ciel)」の和訳。人と人が美術を通じて対等に交流するための架け橋でありたいという財団理念のイメージを表している。
本展は、多様性や共存、平和の象徴とされることもある虹をテーマに、原美術館設立時から収集した、1950年代から現在までの世界各地の現代美術で構成される「原美術館コレクション」と、明治時代の産業振興に貢献した実業家・原六郎の古美術コレクションからなる「原六郎コレクション」より、多様な作家たちの表現を展観する。
展示の中心となるのは、同財団の創立者であり、原美術館館長を兼務していた原俊夫が、2018年に初めてキュレーションした「現代美術に魅せられて」展の出品作や、コロナ禍により中止を余儀なくされた原美術館最後の収蔵品展に展示する予定だった作品群。さらに、奈良美智、宮島達男、森村泰昌の人気常設作品がリニューアルされ、今後は原美術館ARCの顔として来場者を迎える。同館は新たな門出に際し、次のようなステイトメントを出している。
「暑い季節には通り雨も多い原美術館ARC。雨上がり、東に大きく開けた空にかかる優美な虹と、自らの想像力や情熱をもってアーティストたちがかける創造の虹との両輪で、原美術館ARCは今後、この場所だからこそ可能となる美術館のあり方を模索していきます」。