25周年記念 るろうに剣心展

　1990年代に『週刊少年ジャンプ』でスタートし、世界で累計発行部数7200万部を超える和月伸宏の大ヒットマンガ『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』。その連載25周年の節目に、初となる大規模展覧会「25周年記念 るろうに剣心展」が開催される。

　物語の舞台は、幕末から明治へと移り変わる激動の時代。主人公・緋村剣心は「不殺（ころさず）」の誓いを立て、逆刃刀を手に流浪の旅を続けていた。

　人斬りだった過去に苛まれ、迷い悩みながらも、剣心は明治という新時代に自分の信念を貫き、生き方を模索する。『るろうに剣心』には、現代の私たちにも通じる人生の普遍的なテーマが描かれている。

　本展は、平成から令和へ移り変わったいまの時代に、改めてこの物語をひも解き、次の時代へと読み継ぐべく企画されたもの。『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚－』から、現在『ジャンプSQ.』で連載中の続編 『るろうに剣心－明治剣客浪漫譚・北海道編－』まで、直筆原稿やカラー原画200点以上を一堂に集め展示する。

　会場は、「正義」「仲間」「幸せ」といった、作品を語る鍵となる5つのテーマで構成。剣心をはじめとした魅力的なキャラクターたちの信念や生き様を紹介するとともに、「北海道編」の新作ネームの一部や本展限定のオリジナル映像、またテレビアニメや映画など、メディアミックス展開された作品も網羅する（会場は一部を除き、撮影可能）。

　さらに、和月伸宏描きおろしの二枚一対の原画《剣闘図》や、作品をもとに実物の刀剣としてつくり上げた剣心の愛刀「逆刃刀・真打」も特別展示（2月11日～3月7日）。2月1日からは、東京ドームシティの対象店舗で「25周年記念 るろうに剣心展」にちなんだ特製フードやドリンクも用意される。

※本展覧会は新型コロナウイルス感染症予防対策を実施して開催。社会状況などにより開催計画が変更になる場合あり。最新情報・注意事項を公式サイトを要確認。