EXHIBITIONS
岡本太郎展 太陽の塔への道
岡本太郎の芸術を体感する展覧会「岡本太郎展 太陽の塔への道」が新潟県立万代島美術館で開催される。
2018年に半世紀ぶりによみがえった《太陽の塔》。塔内修復を終え、いま改めて岡本芸術の数々に大きな注目が集まっている。
岡本がプロデュースした大阪万博のテーマ展示施設《太陽の塔》は高さ70メートル、塔内には高さ40メートルの《生命の樹》がそびえ、頂上に光る黄金の顔、口をとがらせる正面の顔、3000枚もの信楽焼タイルによる背面の黒い顔、塔の地下に設置された《地底の太陽》という4つの顔をもっている。
本展は、再生を果たした太陽の塔を中核に据えながら、岡本の芸術の本質に迫る展覧会。構想段階から完成まで、さらには再生事業までをも網羅して太陽の塔の半世紀を一望するとともに、太陽の塔誕生の舞台となった1970年大阪万博「テーマ館」を概観し、太陽の塔の全体像を浮かび上がらせる。
会場には、フィギュア製作で知られる海洋堂が手がけた太陽の塔の模型の1970年版と、リニューアル後の2018年版を同時展示。そして、太陽の塔の顔のひとつで、万博終了後に所在不明となっていた直径3メートルの《地底の太陽》の原型を、光と音の演出とともに展示する(会場内は一部映像作品を除いて撮影が可能)。
また岡本が、考古資料としての価値しか認められていなかった縄文土器の美術的価値を見出し、自ら撮影した縄文土器や東北各地の写真作品も出品。本展は、太陽の塔の誕生に至る道のりを振り返り、「岡本太郎はいかにして太陽の塔に到達したのか」「太陽の塔に何を込めようとしたのか」を考える。
2018年に半世紀ぶりによみがえった《太陽の塔》。塔内修復を終え、いま改めて岡本芸術の数々に大きな注目が集まっている。
岡本がプロデュースした大阪万博のテーマ展示施設《太陽の塔》は高さ70メートル、塔内には高さ40メートルの《生命の樹》がそびえ、頂上に光る黄金の顔、口をとがらせる正面の顔、3000枚もの信楽焼タイルによる背面の黒い顔、塔の地下に設置された《地底の太陽》という4つの顔をもっている。
本展は、再生を果たした太陽の塔を中核に据えながら、岡本の芸術の本質に迫る展覧会。構想段階から完成まで、さらには再生事業までをも網羅して太陽の塔の半世紀を一望するとともに、太陽の塔誕生の舞台となった1970年大阪万博「テーマ館」を概観し、太陽の塔の全体像を浮かび上がらせる。
会場には、フィギュア製作で知られる海洋堂が手がけた太陽の塔の模型の1970年版と、リニューアル後の2018年版を同時展示。そして、太陽の塔の顔のひとつで、万博終了後に所在不明となっていた直径3メートルの《地底の太陽》の原型を、光と音の演出とともに展示する(会場内は一部映像作品を除いて撮影が可能)。
また岡本が、考古資料としての価値しか認められていなかった縄文土器の美術的価値を見出し、自ら撮影した縄文土器や東北各地の写真作品も出品。本展は、太陽の塔の誕生に至る道のりを振り返り、「岡本太郎はいかにして太陽の塔に到達したのか」「太陽の塔に何を込めようとしたのか」を考える。