EXHIBITIONS

リニューアル・オープン記念展 Ⅲ

美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語

2020.12.16 - 2021.02.28

色絵花鳥文六角壺 一合  江戸時代 17世紀 サントリー美術館蔵 全期間展示

染付雲雷文大皿 一枚 江戸時代 17~18世紀 サントリー美術館蔵 全期間展示

染分地桜波連山模様裂地 一枚 琉球王国 19世紀 サントリー美術館蔵 展示期間=12月16日~2020年1月18日

藍色ちろり 一合 江戸時代 18世紀 サントリー美術館蔵 全期間展示

薩摩切子 紅色被碗 一口 江戸時代 19世紀 サントリー美術館蔵 全期間展示

小林清親 隅田川夜 大判錦絵 1881(明治14)年 サントリー美術館蔵 展示期間=12月16日~2021年1月18日

エミール・ガレ 花器「バッタ」 一口 1878頃 サントリー美術館蔵 全期間展示

 サントリー美術館がリニューアル・オープン記念展の第3弾「美を結ぶ。美をひらく。美の交流が生んだ6つの物語」を開催する。

 2007年に六本木・東京ミッドタウンに移転開館して以来、サントリー美術館は「美を結ぶ。美をひらく。」をミュージアムメッセージに掲げ活動を続けてきた。「古いものと新しいものが時代の枠組みを越えて結びつく」「東洋と西洋、国や民族といった文化の境界にとらわれず結びつき、新しい美が生まれる」といった、異なるものが結び、ひらくことは、美術の本質であり、絶えることのない交流のなかでいまなお魅力的な作品が生み出されている。

 本展は日本美術を軸に、「ヨーロッパも魅了された古伊万里」「将軍家への献上で研ぎ澄まされた鍋島」「東アジア文化が溶け込んだ琉球の紅型 」「西洋への憧れが生んだ和ガラス」「東西文化が結びついた江戸・明治の浮世絵」「異文化を独自の表現に昇華したガレ」の6つの物語で展示を構成。江戸時代から1900年パリ万博までの約300年間にちりばめられた「美を結ぶ物語」「美をひらく物語」を、サントリー美術館の珠玉のコレクションから選んで紹介する。

 国・時代・素材を越えて結び、ひらいた6つの美の物語を巡る展覧会(会期中、会期中展示替えあり)。