EXHIBITIONS

テレビ大分開局50周年・大分県立美術館開館5周年記念事業

MANGA都市TOKYO

ニッポンのマンガ・アニメ・ゲーム・特撮2020

2020.11.21 - 2021.01.17

イラストレーション:吉成曜 © Crypton Future Media, INC. www.piapro.net
©カラー © Naoko Takeuchi © 武内直子・PNP・東映アニメーション
© 秋本治・アトリエびーだま/集英社 © 創通・サンライズ TM & © TOHO CO., LTD.
© TOKYO TOWER

 国立新美術館が2018年パリで開催した「MANGA⇔TOKYO」展が、装いを新たに日本を巡回。日本のマンガ、アニメ、ゲーム、特撮作品を、大都市・東京を軸に横断的に紹介するかつてない展覧会であり、東京の国立新美術館に続き、大分県立美術館で開催される。

 会場では、パリの観客を驚かせた圧巻の映像、貴重なオリジナルの原画や制作資料など、いまも多くのファンに親しまれている約90タイトルが集結。「破壊と復興の反復」「東京の日常」「キャラクターvs.都市」の3つのセクションで構成される。

 セクション1「破壊と復興の反復」では、東京という都市が災害などによって繰り返し破壊され、復興を遂げてきた歴史を背景にふれながら、『ゴジラ』や『エヴァンゲリオン』シリーズなど、「破壊と復興」をテーマにした作品を展示。

 セクション2「東京の日常」では、「プレ東京としての江戸」「近代化の幕開けからポストモダン都市まで」「世紀末から現在まで」の3つに区分し、日常生活を描写した作品群を通して、人々の生活の場としての東京の姿とその変遷をたどる。
 
 そしてセクション3「キャラクターvs.都市」では、物語の世界から現実の都市空間に召喚されたキャラクターたちを紹介。生身の人間とキャラクターが共存する街・東京の魅力を、インスタレーションなどで再現する。