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EXHIBITIONS

ヨーロッパの宝石箱 リヒテンシュタイン 侯爵家の至宝展

2020.01.12 - 02.24

ルーカス・クラーナハ(父) 聖バルバラ 1520年以降 リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン蔵
© LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna

フェルディナント・ゲオルク・ヴァルトミュラー 磁器の花瓶の花、燭台、銀器 1839 リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン蔵
© LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna

ペーテル・パウル・ルーベンスと工房 ペルセウスとアンドロメダ 1622年以降 リヒテンシュタイン侯爵家コレクション、ファドゥーツ/ウィーン蔵
© LIECHTENSTEIN. The Princely Collections, Vaduz-Vienna

 世界で唯一、侯爵家の家名が国名となっているリヒテンシュタイン。12世紀以来の長い歴史を持つリヒテンシュタイン侯爵家は、歴代の美術作品収集によって高い名声を得て、そのコレクションの華麗さは宝石箱にも例えられる。

 本展は、16〜19世紀に制作された油彩画と、侯爵たちが愛した東洋・西洋の陶磁器をあわせた約130点で構成。北方ルネサンスからバロック、ロココの絵画作品に加え、ヨーロッパ大貴族の趣味が色濃く反映された優美な陶磁器も展示し、華麗な宮廷生活を再現する。

 花や磁器、銀器の細部にこだわったヴァルトミュラーの《磁器の花瓶の花、燭台、銀器》、美しい衣服をまとった聖女を描いたクラーナハ(父)の《聖バルバラ》などの美術作品が揃う空間で、優雅なひとときを過ごすことができるだろう。