EXHIBITIONS

森山大道「記録42号」

© Daido Moriyama Photo Foundation Courtesy of ︎Akio Nagasawa Gallery

© Daido Moriyama Photo Foundation Courtesy of ︎Akio Nagasawa Gallery

© Daido Moriyama Photo Foundation Courtesy of ︎Akio Nagasawa Gallery

 森山大道の『記録』最新号の収録作品が、AKIO NAGASAWA GALLERY AOYAMAで展示されている。

 森山は1938年大阪生まれ。写真家・岩宮武二、細江英公のアシスタントを経て64年に独立。写真雑誌などで作品を発表し続け、67年「にっぽん劇場」で日本写真批評家協会新人賞受賞。68〜70年にかけて写真同人誌『プロヴォーク』に参加し、「アレ・ブレ・ボケ」と呼ばれるハイコントラストや粗粒子画面の作風で写真界に衝撃を与えた。

 2012年にはニューヨークの国際写真センター(ICP)が主催する第28回インフィニティ賞生涯功績部門を日本人として初受賞。12年、ウィリアム・クラインとの2人展「William Klein + Daido Moriyama」がロンドンのテート・モダンで開催。16年にパリ・カルティエ現代美術財団で個展「DAIDO TOKYO」展を2度開催し、18年にフランス政府より芸術文化勲章「シュヴァリエ」を授章した。今年、ハッセルブラッド財団国際写真賞受賞。

 1972年、私家版写真誌『記録』は、森山が日常で撮った写真をすぐに現像し、近くの人たちに手渡しで見せるという最小限のメディアを模索するなかで始まった。翌年第5号に一時休刊となったが、Akio Nagasawa Publishingより2006年に復活し、現在も継続的に刊行されている。

 本展では、今年9月に刊行された『記録』最新号より作品を展示。会場では『記録』9号から既刊号すべてをサイン入りで販売する。