EXHIBITIONS

開館記念 福美コレクション展

2019.10.01 - 11.18, 2019.11.20 - 2020.01.13

竹内栖鳳 金獅図 1906

横山大観 富士図(左隻) 1945頃

上村松園 長夜 1907

竹久夢二 切支丹波天連渡来之図 1914

伊藤若冲 柳に鶏図 18世紀後半

与謝蕪村 猛虎飛瀑図 1767

美術館前庭(水盤)

キモノフォレストと嵐電・嵐山駅

「嵐電 MUSEUM TRAIN 『走る美術館』」ヘッドマーク

「嵐電 MUSEUM TRAIN 『走る美術館』」車体側面

 京都・嵐山に新たな美術館「福田美術館」が開館。古来多くの貴族や文化人に愛され、芸術家たちの創作の源泉となった地で、現代まで受け継がれてきた日本文化を次世代に伝える「100年続く美術館」を目指していくという。

 オープンを記念した開館展では、俵屋宗達尾形光琳の琳派から、狩野山雪、狩野探幽などの狩野派、また円山応挙長沢芦雪、呉春などの円山四条派をはじめとする江戸時代の絵画、そして竹内栖鳳上村松園ら明治以降に活躍した画家たちの名品を一挙公開する。
 
 なかでも、初公開となる狩野探幽筆《雲龍図》や、長年行方不明だった木島櫻谷の《駅路之春》や、約100年未公開だった橋本関雪の《後醍醐帝》など幻の大作が見どころとなる。

 さらに開館にあわせて京福電気鉄道とコラボレーションし、同館が収蔵する数々の名画の画像を車体や車内に装飾した「嵐電 MUSEUM TRAIN 『走る美術館』」が期間限定で登場。嵐電の車体や車内を福田美術館の美術品の画像で装飾し、名画に囲まれた特別車両が走行する(嵐電 嵐山本線・北野線、10月1日〜2020年1月13日)。