EXHIBITIONS

飛生芸術祭 2019「僕らは同じ夢をみるー」

飛生アートコミュニティー校舎と周囲の森
2019.09.07 - 09.15

「Tupiu TERRACE 1-2」outwoods © Asako Yoshikawa

飛生の森を行進する子供たち © Asako Yoshikawa

あたたかい幻想的な光に照らされる夜のキャンプ © Asako Yoshikawa

「⾶⽣芸術祭」は、北海道・白老町にある小さな集落・飛生(とびう)で、かつて豊かな自然に囲まれながら子供たちが学んだ旧⾶⽣⼩学校と、その周囲の森を舞台に開催される芸術祭。

 2009年、旧⾶⽣⼩学校にアトリエを構えて制作を行う若手アーティストたちによる小さな「⾶⽣芸術祭」から始まった本祭は、その後、「子供たちが自然に触れあい、遊び、学び、集える森として未来につなげたい」という思いから「飛生の森づくりプロジェクト」に取り組み、子供たちだけでなく大人まで多くの人々が出会う催しとなった。

 開催当初から一貫してテーマは 「僕らは同じ夢をみるー」。森とともに変化する常設作品を鑑賞できるとともに、奈良美智淺井裕介、石川直樹らが参加する「ART SPACE」や、「MUSIC/Sound Performance」「DANCE Performance」「演劇」「影絵/人形劇」「STORYTELLING」「BOOK」「PROJECT」「PHOTO/MOVIE」など多様なプログラムが用意されている。

 また、オープニングイベント「TOBIU CAMP」が9月7日〜8日の2日限定で開催。アートや音楽、アイヌの伝承歌と踊り、ダンスパフォーマンス、市民とつくる演劇などを通して、おとぎ話のような世界観を楽しむことができる。