EXHIBITIONS
横浜美術館開館30周年記念/横浜開港160周年記念
横浜美術館コレクション展「東西交流160年の諸相」
横浜美術館の開館30周年と横浜開港160周年を記念したコレクション展では、開港期から第二次世界大戦後までにおける東西の異文化の響き合いを紹介する。
本展は、「藤田嗣治と長谷川潔のパリ」「多民族アメリカの『日系』たち 」「アンフォルメルと具体 」など、10章で構成。第一次世界大戦後のパリで、自身の表現を切り拓いた藤田嗣治と長谷川潔、多民族の共生と摩擦を抱えるアメリカ社会で、日系人や日本人の美術家らの作品などを紹介する。
また、フランスの「アンフォルメル」と日本の「具体」のように、双方が問題意識を共有しながら波及していった動向にも注目。このほか、「木版画」をキーワードに、浮世絵の伝統に連なる絵師として日本に生きたポール・ジャクレーや、最新の日本版画を戦略的に海外に打ち出した吉田博の仕事にフォーカスしたコーナーの設置、新収蔵品を多数含めた「横浜浮世絵」「明治写真」など、開港期の特集展示も行う。
本展は、「藤田嗣治と長谷川潔のパリ」「多民族アメリカの『日系』たち 」「アンフォルメルと具体 」など、10章で構成。第一次世界大戦後のパリで、自身の表現を切り拓いた藤田嗣治と長谷川潔、多民族の共生と摩擦を抱えるアメリカ社会で、日系人や日本人の美術家らの作品などを紹介する。
また、フランスの「アンフォルメル」と日本の「具体」のように、双方が問題意識を共有しながら波及していった動向にも注目。このほか、「木版画」をキーワードに、浮世絵の伝統に連なる絵師として日本に生きたポール・ジャクレーや、最新の日本版画を戦略的に海外に打ち出した吉田博の仕事にフォーカスしたコーナーの設置、新収蔵品を多数含めた「横浜浮世絵」「明治写真」など、開港期の特集展示も行う。