EXHIBITIONS

「大地の芸術祭」の里 越後妻有2019夏

「大地の芸術祭」の里
2019.08.10 - 08.18

内海昭子 たくさんの失われた窓のために 2006

レアンドロ・エルリッヒ Palimpsest:空の池 2018

塩田千春 家の記憶 2009

河口龍夫「時の羅針盤」展示風景より

クリスチャン・ボルタンスキー 影の劇場 2018

 3年に1度開催されてきた「大地の芸術祭」の舞台である「大地の芸術祭」の里で、9日間の夏のイベントプログラムが催される。

 本プログラムの期間中は越後妻有地域の各美術館で展覧会がスタート。越後妻有里山現代美術館[キナーレ]の「水あそび博覧会」では、レアンドロ・エルリッヒ《Palimpsest:空の池》をはじめ、水を使った作品などを展示。磯辺行久記念 越後妻有清津倉庫美術館[SoKo]では、関係をテーマにしたコンセプチュアルな作品を制作してきた美術家・河口龍夫の個展を開催し、2003年の大地の芸術祭で発表した《関係−農夫の仕事》を再展示する。

 また、今年4〜5月の春プログラムで行ったガイドつきの「大地の芸術祭プレイバックツアー」を夏特別版として継続。清津峡渓谷トンネルをアート空間に変えたマ・ヤンソン/MADアーキテクツの《Tunnel of Light》や、クリスチャン・ボルタンスキーとジャン・カルマンが廃校を一舎使ったインスタレーション《最後の教室》、かつて暮らした人々の名残を黒い糸で紡いだ塩田千春の《家の記憶》など、各年代の作品を巡りながら、20年にわたる大地の芸術祭を振り返る2つのコースを用意している。

 このほか、演劇や盆祭り、アニメーションの上映会やワークショップなどのイベントが開催。空家や廃校を活用した、実際に宿泊できるアート施設もオープンする。

 夏プログラムは、陽光のもとでアート作品を楽しむことができるのも魅力のひとつ。「大地の芸術祭」の里でひとときを楽しんでみてはいかがだろうか。