EXHIBITIONS

生誕90周年記念 手塚治虫展

2019.06.15 - 08.25

『マンガ少年』(1976年10月1日)「火の鳥 ヤマト・宇宙編」表紙絵 © 手塚プロダクション

サンデー・コミックス『ジャングル大帝』第1巻(1966年1月1日発行)表紙絵 © 手塚プロダクション

手塚治虫漫画全集『鉄腕アトム』第1巻(1979年発行)表紙絵 © 手塚プロダクション

『週刊少年チャンピオン ブラック・ジャック特集』(1976年3月10日増刊号)表紙絵 © 手塚プロダクション

『冒険王』(1969年8月号)「どろろ」扉絵 © 手塚プロダクション

『なかよし』(1964年9月号)「リボンの騎士」扉絵 © 手塚プロダクション

『鉄腕アトム』や『ブラック・ジャック』などの作品に「人間とは何か」「生命とは何か」というメッセージを込めた手塚治虫。「マンガの神様」と称される手塚が描いた様々な物語や魅力溢れるキャラクターたちは、その没後30年を経てなお、世界中で愛され続けている。また、昭和38年に放送開始されたテレビアニメ『鉄腕アトム』をはじめ、日本のストーリーマンガの確立に力を尽くし、アニメーションの世界にも大きな業績を残した。

 本展では、『鉄腕アトム』『火の鳥』『ブラック・ジャック』『ジャングル大帝』『リボンの騎士』など、手塚が生涯に手がけたおよそ15万枚におよぶ原稿から厳選した約300枚と、映像・資料、さらには愛用品などをあわせて展示。たんにそれらを並べるのではなく、歴史と込められたものに焦点を当て、手塚作品の魅力に迫る。

 なお本展は、手塚プロダクション企画制作/東映株式会社制作協力の「手塚治虫展」としては関東初開催。茨城会場のみの特別展示として、茨城ゆかりの作品『陽だまりの樹』を紹介する。