EXHIBITIONS
髙山陽介 個展「ひろば」
髙山陽介は1980年群馬県生まれ、2007年多摩美術大学大学院美術研究家彫刻専攻修了。在学中より木を主な素材として作品を制作し、彫刻をテーマとした企画展に多数参加してきた。近年では、15年の府中市美術館(東京)での公開制作、19年のアーティスト・イン・レジデンス須崎(高知)で滞在制作を行うなど活動の幅を広げている。
カラフルで奇異な形状をした髙山の作品の多くは日常の描写や人物を題材とし、とりわけ頭部を模した首像のシリーズは60点以上に及ぶ。伝統的な木の塊から掘り出す木造彫刻のほか、薄い版木を彫る版画や平面性の強いレリーフ作品も手がけ、台座のあり方を塾考した提示方法など、現代における「彫刻」の概念を追求している。
本展では、髙山が主題としてきた「見ることと認識することの間」から生まれた木彫の頭部、大型のレリーフ、自身の姿をモチーフとした木版画、コラージュなど様々な作品群を、人々の遊び集う「ひろば」に見立てて展開する。
なお、「絵画でしか表すことのできない世界」を描く画家・坂本夏子の個展が同時開催される。
カラフルで奇異な形状をした髙山の作品の多くは日常の描写や人物を題材とし、とりわけ頭部を模した首像のシリーズは60点以上に及ぶ。伝統的な木の塊から掘り出す木造彫刻のほか、薄い版木を彫る版画や平面性の強いレリーフ作品も手がけ、台座のあり方を塾考した提示方法など、現代における「彫刻」の概念を追求している。
本展では、髙山が主題としてきた「見ることと認識することの間」から生まれた木彫の頭部、大型のレリーフ、自身の姿をモチーフとした木版画、コラージュなど様々な作品群を、人々の遊び集う「ひろば」に見立てて展開する。
なお、「絵画でしか表すことのできない世界」を描く画家・坂本夏子の個展が同時開催される。