EXHIBITIONS

MINGEI NOW

現代美術 艸居|05.17 - 07.05

ブレント・ワッデン Untitled 2018

隠崎隆一 備前混淆 2018

朝倉美津子 Waltz(8) 2016

 思想家・宗教家の栁宗悦により1920年代後半に始まった、名もなきつくり手たちによる普段使いの日用品の中に美を見出す「民藝運動」。現代美術において、陶芸や織物などの民藝運動で重要な位置を占めていた分野の伝統的な技術が、近年になって再発見されつつある。

 本展は、2014年にロンドンとニューヨークのペースギャラリーにて高い評価を得た「Mingei: Are You Here?」展など、民藝に関するプロジェクトを展開してきたニコラス・トレムブレイのキュレーションのもと、「民藝」のこれまでと現在を紹介する。

 会場には、絵画・陶磁器・織物・デザインの分野から、日本の民藝運動で活躍した作家たちの作品と民藝に影響を受けた近現代の作家の作品を並列して展示。濱田庄司、河井寛次郎、バーナード・リーチなど名匠の陶器作品から、李禹煥、ナツコ・ウチノら現代作家の作品、また農民が用いた雨合羽や襤褸(ぼろ)、アイヌ民族のアットゥシ織や20世紀初期の沖縄の織物、朝倉美津子、ブレント・ワッデンといった現代の染織作家の作品、マシュー・ルッツ・キノイによる絵画作品などが一堂に並ぶ。

 そのほかの出展作家に、イサム・ノグチ、大西雅文、隠崎隆一、金城次郎、駒井正人、浜名一憲、深澤直人、松井利夫、棟方志功、栁宗理、ダン・クーピー、アンドレア・ジッテル、マイ・トゥ・ペレ、ジャスパー・モリソン、ブレント・ワッデン。