EXHIBITIONS
伊庭靖子 Yasuko Iba: grain - A Way of Seeing
大学で版画を専攻したのち、さらなる表現の展開として1990年代半ばより独学で油絵の創作をスタートした伊庭靖子。リネンや器といった日常にある何気ない素材をモチーフに、対象物の質感やそれらを包む光の表情を柔らかに描く作風は、鑑賞者に不思議な触覚性を感じさせる。
本展は、伊庭の原点といえる版画の新たな表現に挑んだ意欲作を発表。写真に描画を加えたイメージをシルクスクリーンで刷り重ね、平面の中に独特の奥行きを創出した、版画シリーズ「grain」より計10点を一堂に展示する。
会期初日には作家によるギャラリートークも実施。なお「grain」シリーズは、7月に東京都美術館で開催される大規模個展「伊庭靖子展 まなざしのあわい」でも展示が決定している。
本展は、伊庭の原点といえる版画の新たな表現に挑んだ意欲作を発表。写真に描画を加えたイメージをシルクスクリーンで刷り重ね、平面の中に独特の奥行きを創出した、版画シリーズ「grain」より計10点を一堂に展示する。
会期初日には作家によるギャラリートークも実施。なお「grain」シリーズは、7月に東京都美術館で開催される大規模個展「伊庭靖子展 まなざしのあわい」でも展示が決定している。