EXHIBITIONS

吉村芳生 超絶技巧を超えて

吉村芳生 無数の輝く生命に捧ぐ(部分) 2011-13

吉村芳生 新聞と自画像 2009.1.22 ジャパンタイムズ 2009

吉村芳生 ジーンズ 1983

「六本木クロッシング 2007」展(森美術館)に出品した超絶技巧の作品群で、57歳にして一躍注目を浴びた吉村芳生。1年間毎日描き続けた365枚の自画像、1文字1文字をすべて書き写した新聞紙、10メートルの色鉛筆画と、吉村芳生が生み出したリアルな作品は、見る者の度肝を抜く凄みを感じさせる。

 本展では、初期のモノトーンによる版画やドローイング、後期の色鮮やかな花の作品、生涯を通じて描き続けた自画像など、吉村の全貌を伝える回顧展。延々と金網を描いた17メートルの作品や、横幅10メートルの色鉛筆画など、見ごたえのある大作も見どころ。2013年に惜しまれつつ早逝した吉村の、描くこと、生きることの意味を問いただす真摯な作品の数々を紹介する。