EXHIBITIONS

タイムライン-時間に触れるためのいくつかの方法-

京都大学総合博物館
2019.04.24 - 06.23

井田照一 「Tantra」(1962-2006)より《No.385》 (2005) 豊田市美術館所蔵

 京都で活躍した造形作家・井田照一の作品と、若手の現代美術作家4組による展覧会。井田の作品と新たな作品とを響き合わせることを通じて、時間の経過ととも変化する近現代の芸術作品とどう向き合っていくのかに迫る。

 出品作家は、井田照一をはじめ、日常の風景や行為から思い起こすイメージをもとに彫刻作品を手がける大野綾子、15世紀の絵画技法の研究と絵画制作を並行して、現代につながる材料やメディウムをひも解く加藤巧、気温・温度・光などの外的要因で変化するインスタレーションを展開する𡈽方大、社会に新たな思弁性を与えうる技術の開発を試みるアーティストユニット「ミルク倉庫+ココナッツ」の5組。