EXHIBITIONS
コレクション特集展示
ジャコメッティと Ⅰ
20世紀最大の彫刻家にして、生涯をかけて「見えるものを見えるとおりに」表現することに挑んだアルベルト・ジャコメッティ。その研究において、哲学者・矢内原伊作の存在は大きく、しかし、矢内原をモデルとしたブロンズ彫刻のうち完成に至ったのは2作品のみであった。
2018年、国立国際美術館はその貴重なブロンズ彫刻のうちのひとつ《ヤナイハラ Ⅰ》(1960-61)をコレクションに収蔵。矢内原をモデルとしたジャコメッティの彫刻作品が日本国内に収蔵されるのは初となる。
これを記念し、本展では同館のコレクションに加え、神奈川県立近代美術館、石橋財団ブリヂストン美術館(2019年7月1日をもって「石橋財団アーティゾン美術館」に改名)、富山県美術館、国立西洋美術館の所蔵作品を展示し、ジャコメッティと矢内原の世界に迫る。また、矢内原がモデルを務める間に書き留めた手帖に、パリなどで撮影された写真を公開、ジャコメッティが生きた時代を中心に、絵画や彫刻による人物像の表現も紹介する。
2018年、国立国際美術館はその貴重なブロンズ彫刻のうちのひとつ《ヤナイハラ Ⅰ》(1960-61)をコレクションに収蔵。矢内原をモデルとしたジャコメッティの彫刻作品が日本国内に収蔵されるのは初となる。
これを記念し、本展では同館のコレクションに加え、神奈川県立近代美術館、石橋財団ブリヂストン美術館(2019年7月1日をもって「石橋財団アーティゾン美術館」に改名)、富山県美術館、国立西洋美術館の所蔵作品を展示し、ジャコメッティと矢内原の世界に迫る。また、矢内原がモデルを務める間に書き留めた手帖に、パリなどで撮影された写真を公開、ジャコメッティが生きた時代を中心に、絵画や彫刻による人物像の表現も紹介する。