EXHIBITIONS
大山エンリコイサム「VIRAL」
ニューヨーク・ブルックリンを拠点に活動するアーティスト・大山エンリコイサム。都市の地下鉄や壁に名前を書くエアロゾル・ライティング(グラフィティ)の文化に影響を受け、2012年より渡米。ライティングの視覚言語から文字を取り除き、線の動きのみを抽出し、反復・拡張させた「クイックターン・ストラクチャー」と呼ばれるモチーフを軸に、これまで世界各地で壁画制作や個展を開催してきた。このほか、著書『アゲインスト・リテラシー─グラフィティ文化論』(LIXIL出版、2015)の刊行や、コム・デ・ギャルソン、シュウ ウエムラとコラボレーションするなど、多角的に活動を続けている。
本展では、1983年にキース・ヘリングが東京・神宮前で行った壁画制作の記録写真を、壁一面にコラージュした美術館の回廊に、大山による長さ14メートルにおよぶ巨大な壁画作品が出現。展示室では、新作《FFIGURATI #184》を含む、大山の「クイックターン・ストラクチャー」作品の中でも中核を担う絵画をメインに紹介する。
なお、会期初日の5月18日には、大山によるライブ・ペインティングを実施予定。また、コレクション展「Keith Haring: Humanism -博愛の芸術-」も同時開催され、ニューヨーク、ストリート、躍動する線と、多くの共通項を持つふたりのアーティストの作品を1度に鑑賞できる。
本展では、1983年にキース・ヘリングが東京・神宮前で行った壁画制作の記録写真を、壁一面にコラージュした美術館の回廊に、大山による長さ14メートルにおよぶ巨大な壁画作品が出現。展示室では、新作《FFIGURATI #184》を含む、大山の「クイックターン・ストラクチャー」作品の中でも中核を担う絵画をメインに紹介する。
なお、会期初日の5月18日には、大山によるライブ・ペインティングを実施予定。また、コレクション展「Keith Haring: Humanism -博愛の芸術-」も同時開催され、ニューヨーク、ストリート、躍動する線と、多くの共通項を持つふたりのアーティストの作品を1度に鑑賞できる。