EXHIBITIONS
更級日記考―女性たちの、想像の部屋
古典日記文学『更級日記』に着想を得た、女性アーティストのグループ展が開催される。
『更級日記』は、平安時代中期の日記文学。冒頭は、寛仁4(1020)年、著者の菅原孝標女が13歳のときから始まり、宮仕えや結婚を経て、夫との死別までの約40年の、女性の半生が歌とともに綴られている。とりわけ、源氏物語に強く憧れる少女時代の描写が特徴的で、現実世界の暮らしに一喜一憂しながらも、物語世界への夢を抱く世界観は、現代に生きる女性の共感を呼ぶとともに、「日記」のおもしろさを伝える。
本展は、「日記的表現」を出発点に、アート、デザイン、 マンガ、お笑い、ダンスなど、多種多様な分野で活動する女性アーティストの表現を紹介。参加作家は、碓井ゆい、UMMMI.、大矢真梨子、今日マチ子、荒神明香、鴻池朋子、五所純子、小林エリカ、髙田安規子・政子、光浦靖子、矢内原美邦、渡邉良重の12組。
手書きの日記、インスタレーション、映像作品、刺繍や手芸、写真など、それぞれの想像の部屋を覗き込むような展覧会となる。
『更級日記』は、平安時代中期の日記文学。冒頭は、寛仁4(1020)年、著者の菅原孝標女が13歳のときから始まり、宮仕えや結婚を経て、夫との死別までの約40年の、女性の半生が歌とともに綴られている。とりわけ、源氏物語に強く憧れる少女時代の描写が特徴的で、現実世界の暮らしに一喜一憂しながらも、物語世界への夢を抱く世界観は、現代に生きる女性の共感を呼ぶとともに、「日記」のおもしろさを伝える。
本展は、「日記的表現」を出発点に、アート、デザイン、 マンガ、お笑い、ダンスなど、多種多様な分野で活動する女性アーティストの表現を紹介。参加作家は、碓井ゆい、UMMMI.、大矢真梨子、今日マチ子、荒神明香、鴻池朋子、五所純子、小林エリカ、髙田安規子・政子、光浦靖子、矢内原美邦、渡邉良重の12組。
手書きの日記、インスタレーション、映像作品、刺繍や手芸、写真など、それぞれの想像の部屋を覗き込むような展覧会となる。