EXHIBITIONS
大山エンリコイサム「Kairosphere」
ニューヨークを拠点に活動し、「クイックターン・ストラクチャー」という表現を用いて制作を続けるアーティスト・大山エンリコイサムの国内美術館での初個展が開催される。
「クイックターン・ストラクチャー」とは、地下鉄や都市の壁などに描かれたライティング(グラフィティ)の文字や色彩を取り除くことで見えてくる描線の型「クイックターン」を使用して画面を構築するスタイルのこと。大山は過去15年間にわたり、キャンバスや壁、ファウンド・オブジェクト、さらにコム・デ・ギャルソン(2011年春夏パリ・コレクション)とのコラボレーションでは衣服など、多様なメディアで独自のスタイルを展開してきた。
本展では、新作絵画《FFIGURATI #207》(2018)を発表。およそ縦2×横幅9メートルという過去最大の絵画作品は、これまでの制作活動で積み重ねられてきた「クイックターン・ストラクチャー」の集大成となる。また、作家にとって制作の節目となった、アクリルを使った立体作品《FFIGURATI #9》(2009)もあわせて展示し、探究の軌跡をたどる。
「クイックターン・ストラクチャー」とは、地下鉄や都市の壁などに描かれたライティング(グラフィティ)の文字や色彩を取り除くことで見えてくる描線の型「クイックターン」を使用して画面を構築するスタイルのこと。大山は過去15年間にわたり、キャンバスや壁、ファウンド・オブジェクト、さらにコム・デ・ギャルソン(2011年春夏パリ・コレクション)とのコラボレーションでは衣服など、多様なメディアで独自のスタイルを展開してきた。
本展では、新作絵画《FFIGURATI #207》(2018)を発表。およそ縦2×横幅9メートルという過去最大の絵画作品は、これまでの制作活動で積み重ねられてきた「クイックターン・ストラクチャー」の集大成となる。また、作家にとって制作の節目となった、アクリルを使った立体作品《FFIGURATI #9》(2009)もあわせて展示し、探究の軌跡をたどる。