EXHIBITIONS
辰野登恵子「COLORS」
ドットやグリッドといった幾何学的なパターンを用いた版画作品や油彩作品を手がけた辰野登恵子。現在、埼玉県立近代美術館において大規模な回顧展(~2019年1月20日)が開催されるなどその活動が再評価されている。
本展は、2005年に制作されたモノタイプ3点を中心に、2003〜06年にかけて描かれた油彩作品などで構成。版の上に直接油絵具を用いて描き、それを刷り取る行程を10回ほど繰り返した刷り出された作品は、油絵やドローイングとは異なる独特の魅力がありながら、従来の版画技法からも解き放たれた自由さと瑞々しさが感じられる。
本展は、2005年に制作されたモノタイプ3点を中心に、2003〜06年にかけて描かれた油彩作品などで構成。版の上に直接油絵具を用いて描き、それを刷り取る行程を10回ほど繰り返した刷り出された作品は、油絵やドローイングとは異なる独特の魅力がありながら、従来の版画技法からも解き放たれた自由さと瑞々しさが感じられる。