EXHIBITIONS

新春特別展

大正浪漫 グラフィックデザイナーの原点 竹久夢二展

2019.01.04 - 02.03

竹久夢二 婦人グラフ 新年号表紙 1926 © 港屋

竹久夢二 歌劇 椿姫 1917 © 港屋

竹久夢二 ノンキナトウサン 1925 © 港屋

竹久夢二 町女図(港や) 大正後期 © 日光竹久夢二美術館

竹久夢二 春の雪(部分) 昭和初期 © 日光竹久夢二美術館

 明治末から昭和初期にかけて活躍した、大正浪漫を代表する画家・竹久夢二。その作品に描かれる、やや上目使いのつぶらな瞳や華奢で儚げな姿が特徴の女性は「夢二式美人」と呼ばれて一世を風靡し、現在でも多くのファンを持つ。

 夢二の創作活動は幅広く、図案や装幀などデザイン分野においてもその才能を発揮。近代日本における商業デザイン・グラフィックデザイナーの先駆者でもある。

 本展では、貴重な夢二の肉筆画や木版画をはじめ、夢二デザインの楽譜や雑誌、装幀本、さらに千代紙や封筒などを紹介。画家、そしてデザイナーとしての夢二の力量を感じられる展覧会となる。