EXHIBITIONS
ALLNIGHT HAPS2018後期「信仰」
若手アーティストおよび若手キュレーターの養成を目的に開催される「ALLNIGHT HAPS」。2018後期では、切り紙や陶などの手法によって大規模なインスタレーション、人形などを手がけるアーティスト・谷澤紗和子のキュレーションで、3期に分けて、碓井ゆい、温田山、谷澤紗和子×藤野可織の個展を開催する。
碓井は身近なものを素材に、刺繍やパッチワークといった手芸の技法を用いて作品を制作。自身の価値観を打ち砕きながら現代社会を洞察し、一貫して、社会的性差による差別をテーマとしてきた。
温田山は、漫画家・イラストレーターの温田庭子(ぴょんぬりら)と、現代美術家・山下拓也によるユニット。結成時の2017年に開催した展覧会では、「未来の展示の告知をする展示」をコンセプトに、2025年の展示告知用に印刷された巨大なポスターで空間を埋め尽くすなど、鑑賞者を想定外の世界観へと導く手法を用いる。
そして谷澤と藤野は、美術作品と小説という異分野でコラボレーションし、2015年には「名前をつけてはいけない。名前をつけたとたんにお前は死ぬ」といった宣告で始まる藤野の短編小説と、谷澤の陶と貝によってつくられたフィギュアが呼応する作品を発表した。
本企画では「信仰」をキーワードに、人は目には見えない何かを創造し、信じることの危うさや儚さを再考する。
#1 碓井ゆい 2018年11月23日~2019年1月6日
#2 温田山 2019年1月12日~2月11日
#3 谷澤紗和子×藤野可織 2019年1月12日~2月11日
碓井は身近なものを素材に、刺繍やパッチワークといった手芸の技法を用いて作品を制作。自身の価値観を打ち砕きながら現代社会を洞察し、一貫して、社会的性差による差別をテーマとしてきた。
温田山は、漫画家・イラストレーターの温田庭子(ぴょんぬりら)と、現代美術家・山下拓也によるユニット。結成時の2017年に開催した展覧会では、「未来の展示の告知をする展示」をコンセプトに、2025年の展示告知用に印刷された巨大なポスターで空間を埋め尽くすなど、鑑賞者を想定外の世界観へと導く手法を用いる。
そして谷澤と藤野は、美術作品と小説という異分野でコラボレーションし、2015年には「名前をつけてはいけない。名前をつけたとたんにお前は死ぬ」といった宣告で始まる藤野の短編小説と、谷澤の陶と貝によってつくられたフィギュアが呼応する作品を発表した。
本企画では「信仰」をキーワードに、人は目には見えない何かを創造し、信じることの危うさや儚さを再考する。
#1 碓井ゆい 2018年11月23日~2019年1月6日
#2 温田山 2019年1月12日~2月11日
#3 谷澤紗和子×藤野可織 2019年1月12日~2月11日