EXHIBITIONS

森村泰昌

「私」の年代記 1985〜2018

2018.10.20 - 11.24

森村泰昌  肖像双子習作 1989

森村泰昌 素顔のゴッホ 1985

森村泰昌 イッセイを着る 1996

森村泰昌 彼方のチェ・ゲバラ 2007

森村泰昌 変容する電気服 2010

 1951年大阪市出身の作家、森村泰昌。85年に、ゴッホの自画像に扮するセルフポートレイト写真を制作し、今日に至るまで一貫して「自画像的作品」をテーマに作品をつくり続けている。

 近年の主な個展に、「YASUMASA MORIMURA:EGO OBSCURA」Japan Society(ニューヨーク、2018)、「Yasumasa Morimura. The history of the self-portrait」プーシキン美術館(モスクワ、2017)、「森村泰昌: 自画像の美術史―「私」と「わたし」が出会うとき」国立国際美術館(大阪、2016)などがある。

 他者および他者の創作物、歴史的事件に対する独自の分析を加えながら、自分の身体を用いて写真、映像、パフォーマンス表現をしてきた森村。本展では、ポラロイド方式の写真と本人自らが語るエッセイを通して、その活動の軌跡をたどる。

 また、展覧会にあわせて作品集『森村泰昌 「私」の年代記 1985〜2018 My Art, My Story, My Art History』を1000部限定で刊行し、会場で販売予定。本展で出品される1985〜2018年までの各年の作品を一覧できる内容で、エッセイも掲載される。