EXHIBITIONS

Multi shutter/マルチシャッター

2018.08.24 - 09.09

秋山佑太 地蔵堂修繕 2016

宇田川直寛 images 2012

関優花「うまく話せなくなる」(rusu「ナオナカムラ」、2018) 会場風景

久松知子 美術の物語

ユアサエボシ 参考画像

 移動や集積といった方法で、建造物に「地霊」を呼び起こす作品を制作する美術家、建築家の秋山佑太による企画展が開催される。

 本展の参加作家は、秋山佑太、宇田川直寛、浦川大志、尾崎森平、硬軟、後藤拓朗、関優花、高橋相馬、久松知子、松尾海彦、山田はじめ、ユアサエボシの12名。

 山形を拠点に、日本近現代美術の歴史や制度などを題材に絵画を描く久松をはじめ、沖縄で釣り人をしながら画家として活動する松尾、第10回絹谷幸二賞受賞(2018)受賞作家のユアサエボシや、アート作品の構造そのものを可視化させる山田などによる、地域性や時代性がひもづいた作品群を、建物の「シャッター」あるいはカメラの「シャッター」でとらえることになぞらえて焦点を当てる。