EXHIBITIONS

太陽の塔

2018.09.15 - 11.04

地下展示「いのり」ジオラマ

地底の太陽(保存用原型) 1970 / 2017 岡本太郎記念財団蔵

岡本太郎 愛撫 1964 川崎市岡本太郎美術館蔵

雷人 未完 岡本太郎記念財団蔵

 1970年に日本万国博覧会テーマ館の一部として岡本太郎がつくり上げた《太陽の塔》の内部修復が終了し、2018年3月に48年を経て恒久的な展示施設として復活した。

 本展では、過去の改修工事で取り外された初代《黄金の顔》や《太陽の塔》に関連する作品群を公開し、太郎がテーマ館全体の根源を表現した地下展示を極めて繊細なジオラマで再現。万博に太郎が問いかけたものとは、そして《太陽の塔》が内包するものとはなにかを問いながら、その構想段階から完成まで、さらには再生事業までを網羅し、大きなスケールで紹介する。