EXHIBITIONS
Communion
岡山県倉敷市のKAGで「Communion」展が開催される。会期は9月13日〜12月25日。出展アーティストは、A Tribe Called NoiZ、飯山由貴、浦丸真太郎、小杉大介、佐々木健、Sonia Lins。
本展のタイトルである「Communion」とは、「交わり」あるいは「聖体拝領」を意味する言葉であり、キリスト教において、パンと葡萄酒を分かち合い、キリストの死と復活を記念するとともに、神と人、人と人との結びつきを確かめる儀式を指す。本展では、この言葉を、誰かの死を悼むこと、食卓を囲むこと、長い時間を共有することなど、他者との関係を結び直す営みとして捉える。家族、介護、障がい、喪失、共同制作といった経験を通して、人と人とのつながりがどのようにかたちづくられ、また変化していくのかを見つめる。
A Tribe Called NoiZは、障がいのある人々と音を介して出会う共同制作を記録した作品《実験音楽界》を展示。ノイズや電子音に触れた参加者が身体を動かし、楽器や身の回りの物を鳴らしながら音に応答する過程を通して、異なる身体がともに時間をつくる共同体の姿を示す。
飯山は、精神障がいのある妹とともに夜の街を歩いた記録を作品にした《あなたの本当の家を探しにいく》を取り上げる。頭に装着した小型カメラで異なる位置から撮影された風景をひとつの画面に重ね合わせることで、他者と隣を歩き続ける関係のあり方を映し出す。
浦丸は、刺繍、映像、写真、音声、資料など約52点からなるインスタレーション《受粉》の一部と、《当たり前の思い》を展覧。身体障がいのある人々との関わりや射精介助を経た関係性をもとに、異なる身体が触れ合うなかで生まれる関係のあり方を提示する構成となっている。
小杉は、映像作品《異なる力点》を展示。進行性の神経疾患によって身体の動きや発話に困難が生じていく父をモデルとし、舞踏家の岩下徹が演じることで日常の身振りを再構成し、異なる身体の時間に寄り添う意味を投げかける。
佐々木は、絵画シリーズ「10 yen coins」「Bulbs」を紹介。本絵画シリーズは、津久井やまゆり園事件を契機に、知的障がいのある兄が開拓した生活や周囲の事物を描いた作品だ。兄の眼差しを通して選ばれた品々を丹念に描き出し、身近な他者の存在を記憶する営みを提示する。
ソニアは、姉のリジア・クラークとの幼少期の記憶や手紙を織り交ぜたアーティストブック『Artes』を出展。姉妹のあいだで交わされた時間から作品の実践を描き直し、創造が親密な関係のなかで育まれていく過程を伝える。
本展のタイトルである「Communion」とは、「交わり」あるいは「聖体拝領」を意味する言葉であり、キリスト教において、パンと葡萄酒を分かち合い、キリストの死と復活を記念するとともに、神と人、人と人との結びつきを確かめる儀式を指す。本展では、この言葉を、誰かの死を悼むこと、食卓を囲むこと、長い時間を共有することなど、他者との関係を結び直す営みとして捉える。家族、介護、障がい、喪失、共同制作といった経験を通して、人と人とのつながりがどのようにかたちづくられ、また変化していくのかを見つめる。
A Tribe Called NoiZは、障がいのある人々と音を介して出会う共同制作を記録した作品《実験音楽界》を展示。ノイズや電子音に触れた参加者が身体を動かし、楽器や身の回りの物を鳴らしながら音に応答する過程を通して、異なる身体がともに時間をつくる共同体の姿を示す。
飯山は、精神障がいのある妹とともに夜の街を歩いた記録を作品にした《あなたの本当の家を探しにいく》を取り上げる。頭に装着した小型カメラで異なる位置から撮影された風景をひとつの画面に重ね合わせることで、他者と隣を歩き続ける関係のあり方を映し出す。
浦丸は、刺繍、映像、写真、音声、資料など約52点からなるインスタレーション《受粉》の一部と、《当たり前の思い》を展覧。身体障がいのある人々との関わりや射精介助を経た関係性をもとに、異なる身体が触れ合うなかで生まれる関係のあり方を提示する構成となっている。
小杉は、映像作品《異なる力点》を展示。進行性の神経疾患によって身体の動きや発話に困難が生じていく父をモデルとし、舞踏家の岩下徹が演じることで日常の身振りを再構成し、異なる身体の時間に寄り添う意味を投げかける。
佐々木は、絵画シリーズ「10 yen coins」「Bulbs」を紹介。本絵画シリーズは、津久井やまゆり園事件を契機に、知的障がいのある兄が開拓した生活や周囲の事物を描いた作品だ。兄の眼差しを通して選ばれた品々を丹念に描き出し、身近な他者の存在を記憶する営みを提示する。
ソニアは、姉のリジア・クラークとの幼少期の記憶や手紙を織り交ぜたアーティストブック『Artes』を出展。姉妹のあいだで交わされた時間から作品の実践を描き直し、創造が親密な関係のなかで育まれていく過程を伝える。

