EXHIBITIONS

没後30年 菅井汲

2026.10.02 - 12.06
 広島市の広島県立美術館で、「没後30年 菅井汲」展が開催される。会期は10月2日〜12月6日。

 菅井汲(1919〜96)は、戦後のパリで評価された日本人画家。1937年に阪神急行電鉄(現 阪急電鉄)の事業宣伝課でポスターなどを制作し、当初は本名の菅井貞三で作品を発表した。41年から汲のペンネームを使用。戦時下の制約のなかでも、ポスター制作を手がけたのち、戦後は海外の美術情報を取り入れながら多様な表現を試み、デザイン業界を離れて独自の道を歩んだ。

 本展は、没後30年を機に菅井の画業を初期から晩年まで紹介する回顧展となる。会場では、木枠から外して保管されていた日本初公開の作品を展示。あわせて、菅井の愛車である1973年式のポルシェカレラRSも展示し、菅井作品の変遷を辿る構成となっている。