EXHIBITIONS
草刈ミカ 個展『凹凸絵画−逆チューリングテスト』
HIGURE 17-15 casで、草刈ミカによる個展「凹凸絵画−逆チューリングテスト」が開催される。
草刈は、2000年より「凹凸絵画」シリーズを継続して制作している。16年に人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)を発起して以降、「機械美学/機械芸術」の追求に取り組む。絵具の分子という零次元的な物質で一次元の色の線をつくり、その重層化で二次元の絵画平面を織りなし、三次元の凹凸へと結実させる作品を手がけてきた。
本展は、草刈にとって約11年ぶりの個展となる。出品作品のほぼすべてが新作で構成され、幅3メートルを超える《凹凸絵画#53「ハノン」》(2015-25)をはじめ、《凹凸絵画#54「キャプション」》《凹凸絵画#55「キャプション」》(2026)、《凹凸絵画#52「絵具愛護」》(2000-26)などを展示する。
《凹凸絵画#53「ハノン」》では、「機械美学」を絵具で具現化した大作を発表。展示空間は「ハノン」の音響で満たされる予定だ。《凹凸絵画#54「キャプション」》と《凹凸絵画#55「キャプション」》では、作品のキャプションが再帰的に作品化されている。また、旧作から唯一出品される《凹凸絵画#51「ステートメント」》(2016)では、凹凸と文章が絡み合う画面を通して、ステートメントやキャプションといった展覧会の付随要素を作品として提示する。
展覧会タイトルに含まれる「逆チューリングテスト」は、「人間が、人間であるとAIに見抜かれなければ逆チューリングテスト合格」という考えにもとづくもの。今回の展示では、価値判断主体としてのLLM以降のAIを想定しながら、絵画の平面性と物質性、作品の記号性を問い直す。
草刈は、2000年より「凹凸絵画」シリーズを継続して制作している。16年に人工知能美学芸術研究会(AI美芸研)を発起して以降、「機械美学/機械芸術」の追求に取り組む。絵具の分子という零次元的な物質で一次元の色の線をつくり、その重層化で二次元の絵画平面を織りなし、三次元の凹凸へと結実させる作品を手がけてきた。
本展は、草刈にとって約11年ぶりの個展となる。出品作品のほぼすべてが新作で構成され、幅3メートルを超える《凹凸絵画#53「ハノン」》(2015-25)をはじめ、《凹凸絵画#54「キャプション」》《凹凸絵画#55「キャプション」》(2026)、《凹凸絵画#52「絵具愛護」》(2000-26)などを展示する。
《凹凸絵画#53「ハノン」》では、「機械美学」を絵具で具現化した大作を発表。展示空間は「ハノン」の音響で満たされる予定だ。《凹凸絵画#54「キャプション」》と《凹凸絵画#55「キャプション」》では、作品のキャプションが再帰的に作品化されている。また、旧作から唯一出品される《凹凸絵画#51「ステートメント」》(2016)では、凹凸と文章が絡み合う画面を通して、ステートメントやキャプションといった展覧会の付随要素を作品として提示する。
展覧会タイトルに含まれる「逆チューリングテスト」は、「人間が、人間であるとAIに見抜かれなければ逆チューリングテスト合格」という考えにもとづくもの。今回の展示では、価値判断主体としてのLLM以降のAIを想定しながら、絵画の平面性と物質性、作品の記号性を問い直す。

