EXHIBITIONS

名作展

絢爛と健剛 川端龍子の作品における装飾性

併催:町立湯河原美術館収蔵 平松礼二作品展

大田区立龍子記念館
2026.03.28 - 06.07
 大田区立龍子記念館で、名作展「絢爛と健剛 川端龍子の作品における装飾性」、併せて「町立湯河原美術館収蔵 平松礼二作品展」が開催されている。

 日本画家・川端龍子(1885〜1966)は、1929年に自らの美術団体・青龍社を設立し、「健剛なる藝術」を掲げて30年以上にわたり若き日本画家たちを指揮した。《一天護持》(1927)に代表される大型作品をはじめ、「健剛」を象徴する制作を展開するいっぽう、《草の実》(1931)や《龍子垣》(1961)など、金彩や鮮やかな色彩による装飾性豊かな作品も手がけた。

 名作展「絢爛と健剛 川端龍子の作品における装飾性」では、龍子の作品に見出すことのできる「絢爛」と「健剛」に注目し、その芸術観を紹介する。大画面による表現と装飾性豊かな作品の双方を通して、龍子の制作の特質を示す構成となっている。

 併催の「町立湯河原美術館収蔵 平松礼二作品展」では、日本画家・平松礼二(1941〜)の作品を展示。平松は青龍社に在籍し、川端龍子のもとで教えを受けた経歴を持つ。本展では、町立湯河原美術館との所蔵作品の交換展として、《桜花散る・ジャポン》などの作品を展示し、装飾的な表現を通してその制作をたどる。