EXHIBITIONS

北條正庸 風の旅

2026.02.08 - 03.29

北條正庸 風の旅 1986 箱根・芦ノ湖 成川美術館蔵

 宇都宮美術館で「北條正庸 風の旅」が開催される。

 北條正庸は1948年、宇都宮市生まれ。作新学院高等部在学中に齋藤富蔵との出会いをきっかけに絵画の道を志し、武蔵野美術大学で麻田鷹司や毛利武彦に日本画を学んだ。在学中より新制作日本画展に入選し、74年結成の日本画団体「創画会」を中心に作品を発表する。88年に創画賞を受賞し、95年に同会会員となった。多摩美術大学などで後進の指導にも携わった。

 本展は、故郷で制作活動を続けてきた北條正庸の画業を紹介。日本画の技法を基盤としながら、時代ごとに変化する画風に注目し、青を基調とした幻想的風景、異国の街角、複数の時空を想起させる画面構成など、多様な表現を展示する。作品には鳥や空など「風」を想起させるモチーフが繰り返し用いられており、代表作と新作を含む約100点を通してその展開を示す。