EXHIBITIONS
津上みゆき展「View-人と風景と」
サイトウミュージアムで、津上みゆき展「View-人と風景と」が開催されている。
津上みゆきは東京都生まれ、大阪府育ち。1996年のニューヨーク滞在中に制作や作品について再考する機会を得て以降、作品名には「View」という語が付される。「View」は「見えるもの/眺め」と「見ること/見方」のふたつの意味を持ち、作品名には月日や時刻も記されている。これらは風景を眺める行為だけでなく、移りゆく時を意識し往還しながら考えるという独自の風景観や制作方法に根差している。現場でのスケッチと、そこからキャンバス画へ向かう過程で思考を重ねる「スタディ」は、その場に関わる人々や文化を含む魅力を伝え、絵画というジャンルの可能性を広げる要素となっている。
本展では、サイトウミュージアム所蔵の絵画作品に、作家所蔵の絵画や関連スケッチ、10年ぶりに取り組まれた新作銅版画《View, Flowers, Places, 2023》を含む版画作品、さらに三重県内を取材した最新作を合わせて紹介。絵画、スケッチ、版画など幅広い作品を通して、津上みゆきの制作の展開を示す。
津上みゆきは東京都生まれ、大阪府育ち。1996年のニューヨーク滞在中に制作や作品について再考する機会を得て以降、作品名には「View」という語が付される。「View」は「見えるもの/眺め」と「見ること/見方」のふたつの意味を持ち、作品名には月日や時刻も記されている。これらは風景を眺める行為だけでなく、移りゆく時を意識し往還しながら考えるという独自の風景観や制作方法に根差している。現場でのスケッチと、そこからキャンバス画へ向かう過程で思考を重ねる「スタディ」は、その場に関わる人々や文化を含む魅力を伝え、絵画というジャンルの可能性を広げる要素となっている。
本展では、サイトウミュージアム所蔵の絵画作品に、作家所蔵の絵画や関連スケッチ、10年ぶりに取り組まれた新作銅版画《View, Flowers, Places, 2023》を含む版画作品、さらに三重県内を取材した最新作を合わせて紹介。絵画、スケッチ、版画など幅広い作品を通して、津上みゆきの制作の展開を示す。

