EXHIBITIONS
NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし
サントリー美術館で「NEGORO 根来 - 赤と黒のうるし」が開催される。
本展は、和歌山県の根來寺で制作された朱漆器「根来塗」に焦点をあて、その美と技の歴史をたどるもの。中世に大寺院として栄華を極めた根來寺で作られた高品質の朱漆器は、堅牢な下地に黒漆の中塗と朱漆をかさねた漆器として知られ、江戸時代以降「根来」の名で呼ばれるようになった。これらは寺院や神社などの宗教施設だけでなく、民衆の生活のなかでも用いられていた。
本展では、根來寺が繁栄した中世の漆工品を中心に、その前後の時代に制作された年紀を有する品や、伝来が確かな名品、名宝を紹介する。
本展は、和歌山県の根來寺で制作された朱漆器「根来塗」に焦点をあて、その美と技の歴史をたどるもの。中世に大寺院として栄華を極めた根來寺で作られた高品質の朱漆器は、堅牢な下地に黒漆の中塗と朱漆をかさねた漆器として知られ、江戸時代以降「根来」の名で呼ばれるようになった。これらは寺院や神社などの宗教施設だけでなく、民衆の生活のなかでも用いられていた。
本展では、根來寺が繁栄した中世の漆工品を中心に、その前後の時代に制作された年紀を有する品や、伝来が確かな名品、名宝を紹介する。

