EXHIBITIONS

大阪・関西万博開催記念 特別展

日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―

富嶽三十六景 神奈川沖浪裏 葛飾北斎画 江戸時代 1831頃 山口県立萩美術館・浦上記念館所蔵
前期展示 ※後期は和泉市久保惣記念美術館所蔵品を展示

 京都国立博物館で、大阪・関西万博開催記念 特別展「日本、美のるつぼ―異文化交流の軌跡―」が開催される。

 古くから、日本列島では海を介した往来によって異文化がもたらされ、その出会いのなかで様々な美術品がつくり出されてきた。その作品の一つひとつが、豊かな交流の果実であり、いうなれば日本という「るつぼ」のなかで多様な文化が溶けあって生まれたと言える。

 本展は、弥生・古墳時代から明治期までの絵画、彫刻、書跡、工芸品など、国宝18件、重要文化財53件を含む約200件の文化財を厳選し、日本美術に秘められた異文化交流の軌跡をたどる。(会期中、一部展示がえが行われる)。