EXHIBITIONS
松元悠 再び浮かび上がるもの
岐阜現代美術館 大地館で「松元悠 再び浮かび上がるもの」が開催されている。
版画家であり、現在は法廷画家としても活躍する松元悠は、様々なニュースや担当した裁判から、どこか引っかかった出来事を題材として作品を制作してきた。松元は出来事の当事者がいたであろう土地に実際に足を運び、そこでの体験をもとに自身の顔と想像を重ねあわせて当事者像を描く。他者と向きあった個人的な記録として作品があるいっぽう、その背景からは、家族の複雑な関係や、様々なかたちで残る戦争の痕跡など、私たちにもどこか覚えがありつつ、いつの間にか意識されなくなってしまった問題を見出すことができる。
本展では、版画作品に加え、展示のたびに作品を振り返るなかでつくられた壁新聞や漫画といった関連資料をあわせて展示。作品や資料に垣間見える他者の姿を通して、私たちの周囲に沈んでいた様々な問題が再び浮かび上がる。
版画家であり、現在は法廷画家としても活躍する松元悠は、様々なニュースや担当した裁判から、どこか引っかかった出来事を題材として作品を制作してきた。松元は出来事の当事者がいたであろう土地に実際に足を運び、そこでの体験をもとに自身の顔と想像を重ねあわせて当事者像を描く。他者と向きあった個人的な記録として作品があるいっぽう、その背景からは、家族の複雑な関係や、様々なかたちで残る戦争の痕跡など、私たちにもどこか覚えがありつつ、いつの間にか意識されなくなってしまった問題を見出すことができる。
本展では、版画作品に加え、展示のたびに作品を振り返るなかでつくられた壁新聞や漫画といった関連資料をあわせて展示。作品や資料に垣間見える他者の姿を通して、私たちの周囲に沈んでいた様々な問題が再び浮かび上がる。