EXHIBITIONS
谷本真理「ぶつ切り、潜水」
京都 蔦屋書店で、谷本真理による個展「ぶつ切り、潜水」が開催されている。
谷本は、具象的なイメージや場面を描いた彫刻・陶・絵画などを手がけてきた。それらは、自分の意志ではコントロールできない釉薬や絵の具の偶然性がもたらす多様な表情が特徴となっている。谷本は、釉薬の反応の違いや表情の変化、描くイメージ、造形まで様々な要素が塊として頭の中に浮かんでくるという。
その思考のリズム感と制作中の感覚を「ぶつ切り、潜水」と表した本展では、いままでほとんど使うことがなかった化粧土(成形につかわれた土とは異なった質と色の化粧掛け用の土)を用いた新作を発表。赤土の上から白い土で化粧を施し、白い部分と素地の色の差を活かした絵付けをすることで、同じ陶器の表面上に異なる質感が生まれる。本展では、手のひらサイズの小作品から高さ約60センチメートルの大型作品まで約30点を展示している。
谷本は、具象的なイメージや場面を描いた彫刻・陶・絵画などを手がけてきた。それらは、自分の意志ではコントロールできない釉薬や絵の具の偶然性がもたらす多様な表情が特徴となっている。谷本は、釉薬の反応の違いや表情の変化、描くイメージ、造形まで様々な要素が塊として頭の中に浮かんでくるという。
その思考のリズム感と制作中の感覚を「ぶつ切り、潜水」と表した本展では、いままでほとんど使うことがなかった化粧土(成形につかわれた土とは異なった質と色の化粧掛け用の土)を用いた新作を発表。赤土の上から白い土で化粧を施し、白い部分と素地の色の差を活かした絵付けをすることで、同じ陶器の表面上に異なる質感が生まれる。本展では、手のひらサイズの小作品から高さ約60センチメートルの大型作品まで約30点を展示している。